乳児湿疹に悩む母親がするべきこと。病院に頼るだけより見極める力を育てる

出産してすぐママになれる?ママになる方法を教えてくれないから手探りの子育て

出産すると誰もがすぐにママになれると思って、楽しみにしている人も多くいます。

けれども実際には母親になるための具体的な方法を教えてくれる人は誰もいません。

排泄や授乳などお世話のことは教えてもらっても、子供の不調や自分のメンタルの整え方こそ教えてほしいもの。

生まれてすぐにママを悩ませる確率の高い乳児湿疹、そして子供の皮膚疾患に直面したときのママについて、ルリアンに来られているお客様の体験談とともにご紹介しましょう。

ママになって必要なのは、乳児湿疹に悩むことではありません。

病院にかけこむか、皮膚を育てるか見極める力が必要なのです。

乳児湿疹は出産後すぐから立ちふさがる関門になることも…

赤ちゃんが生まれたママは、とても愛してくて毎日スリスリしてしまう人も多くいるはずです。

しかし、ママやパパが幼い頃にアトピーだった人は、赤ちゃんもアトピーになるのではないかと不安を抱えている人も少なくありません。

今回もそんな赤ちゃんをケアしています。

待ちに待った赤ちゃんが乳児湿疹だった時の心境


ルリアンは子連れ歓迎でしているおかげで、赤ちゃんの相談も多く寄せられます。

最近も、生後7ヶ月の赤ちゃんのケアをしている最中です。
このTくんは、生まれたときから乳児湿疹があり、まぶたが赤く、体中あちこちただれていたそう。

Tくんのパパは今でこそキレイな肌をしていますが、幼い頃はひどいアトピーで体中真っ赤で薬が欠かせなかったそうです。

Tくんが乳児湿疹で生まれてきたとき、ママは「やっぱりか、どうしよう」と思いました。

病院に相談


生まれてすぐから現れていた乳児湿疹のため、もちろん生まれた産院で見てもらっていました。

生後少ししたら予防接種で小児科に通うようにもなり、小児科でも乳児湿疹の相談をしていました。

その時の病院の反応は、今まで私が経験してきたこと、また他のお母さんから聞いたものと同じでした。

「乳児湿疹ですね、しかもひどいバージョンです。薬を塗りましょう」

お医者さんも、相談されたからには治療の手立てを提案するしかありません。

それも医療の力を使うことに限定されています。

中には、漢方を提案したり、自然療法を提案したりする医者もいますが、私は出会ったことがありません。

それだけ数が少ないということです。

以前からお伝えしているように、私は医療を否定しているわけではありません。

医療のチカラで助かることは、私の知識のレベルでは収まらないほどたくさんあることを知っています。

ただ、ママが相談して薬を出すしかできない、中には自然療法でよくなることもたくさんあるということです。

私が取り扱っている商品は自然療法に近いと思っています。

ただ、化粧品という部類なので、治療に使えるとは決して言えません。

皮膚を健やかにする、ということでずいぶん違ってくるものなのです。

Tくんのママは、病院でステロイドと保湿剤をもらいました。

薬を塗ると良くなります。

劇的に良くなります。

これは確実です。

しかし、Tくんの場合は、塗るのをやめるとすぐに悪化していました。

これは、他の方にも共通している症状です。

Tくんのママは思いました。

「この子は、よくなることはないんだろうな」

何が起きているか


ルリアンでは、今肌に起きている症状をものすごくへんてこな例えでお伝えします。

合っているかどうか、科学的な根拠、は別にして聞いていただきたいくらいなのですが、とても分かりやすいイメージだと思っています。

あくまでもイメージです。

Tくんの肌は、一見普通の肌が荒れているようにみえて、実は中の細胞は未熟なものばかりです。

出来たてのグラタンのように、ぱりっと焼けたチーズの下はグツグツ煮え立つホワイトソースのような状態です。

とても不安定で、表面のチーズを破けばドロリと溢れてきます。

薬を塗ると、このグラタンにアルミホイルをしているイメージ。イメージですよ?(;´∀`)

外からは綺麗なアルミが見えているので、どんな状態かわかりません。

熱も外に逃げないし、外からのホコリや冷気も通さないのです。

しかし、これでは、どういう状態かよくわかりません。

そしてグツグツのホワイトソースもグツグツの不安定なままです。

私はこれを、ガーゼで覆いたいのです。

風通しをよくして、早く安定をさせながら、外からも状況がある程度わかるような。

あとは勝手にグラタンが固まってくれるのを待つのです。

どうしていくことが未来のためになるのか


グラタンに例えるとわかりにくい、という声も聞こえますが、私たちの肌というのは、人によって個人差はありますが、構造は同じ形をしています。

特に乳幼児は肌の厚みも薄く、少しの炎症で大きなやけどのような状態になってしまうのです。

これをいつまでも上から押さえているようでは、本当に必要な細胞は作られにくい状況が続きます。

本当にひどいアトピーも知っていますが、医療が必要な時は確実にあります。

しかし、大抵は自分の力でどうにかなるパワーを持っているのです。

私はその見極めが必要だよ、と提唱しています。

医療が必要な人は頼ったほうが確実に早いですが、医療を使わないほうが早いこともあるのです。

Tくんの場合は、医療を使わないほうがいいのではないかと提案しました。

もちろん決めるのはお母さんです。

お母さんがどう考え、どうケアして、赤ちゃんにどうしてあげたいのか、しっかり考えてください。

Tくんに提案したのは、未熟な細胞をしっかり出したいときに出してあげて、強い細胞を作れるようになるまでサポートするというものです。

強い細胞は自然に作れるようになります。

しかし、上から保護しているだけでは作れるようにはならないのです。

風通しをよくして、炎症を鎮めて、細胞を作るために最適な状況を整えてあげます。

決意する気持ち

大事な赤ちゃんの調子が悪ければ、どうにかしてあげたいと願いあらゆる手段をとるようになります。

そのためには、肌の状況を知ることがとても大切だと私は考えています。

何をすることがどんな結果につながるのか、理解した上でケアをすることで、健康な肌が一生ものになるのです。

何度も言いますが、薬を使うことが悪いわけではありません。

ただ、薬を使いたくないと願うママも多いことも事実。

そして、自分では判断できないということも事実なのです。

病院に行っても大抵は同じ返事だということも、知っておいてもらいたいものです。

もちろんあらゆる方法を一緒に考えてくれるお医者さんもいますし、本当に心の底から患者さんのことを考えて動いてくださる方もいます。

自分が納得できるかかりつけ医を持っておくということも、とても重要なのです。

ルリアンは判断に迷う人、薬を使わずどうにかしたい、と願う人のお役に立てたらうれしいです。

Tくんは現在ルリアンにて3回ケアをしました。

もう少し時間はかかりそうですが、ママは喜んでくれています。

「このこの湿疹はもう諦めていた。薬も塗りたくないし、でも良くならないし。

だけど、ケアを始めてからどんどん枯れていって、田中さんが触ってすぐ赤みも消えて綺麗になっていくのを見ていると、ものすごく嬉しくなる。みんなに見せたくなる」

早く元気な肌を作って、気にならない生活に突入したいですね。

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